夜の福井県坂井市三国湊エリアのにぎわい創出へ「ふらっときねの 392(みくに)横丁~三国の夜に酔いしれて」が2月16日午後5~8時、同市のえちぜん鉄道三国駅周辺で開かれる。おでんや懐石料理が味わえるほか、ボードゲームなどを楽しめるコーナーもある。
坂井市の「デジタル帰宅部」事業で昨年度に提案された施策の実現を目指し、本年度、立ち上がった「アナログ企画部」が開く。
昨年度、デジタル帰宅部に参加した1期生を中心に高校生7人が企画。三国湊エリアで夜に営業している店舗が少ないという課題を受け、昨年8月から試行錯誤を繰り返した。
同駅舎内ではおでんを販売する。地元食材によるはんぺんや大根、牛すじなど、三国のうどん店のつゆで煮込んだ6種類(一つ100円、各種限定15個)がある。また高知県の催しを参考に三台並べたこたつでボードゲームを楽しむコーナー(無料)など4企画がある。
駅近くのMOFキッチンでは、日本料理店「かき乃木」(福井市)による懐石料理(1人5千円)が味わえる。事前申し込みが必要で、午後8時半からの枠で数席残っている。一品料理の販売も数量限定。
中心を担った金津高2年の生徒は「形にすることができてうれしい。三国の夜がにぎわってほしい」と来場を呼びかけた。問い合わせは市企画政策課=電話0776(50)3013。