2月15日の「国際小児がんデー」を前に、福井県福井市の福井駅西口広場で13日、恐竜モニュメントのライトアップが始まった。小児がん患者らに対する支援活動のシンボル「ゴールドリボン」にちなみ、金色に照らされた恐竜たちが通行人の目を引いていた。17日まで。
小児がんへの理解を広げようと、公益財団法人がんの子どもを守る会福井支部が毎年実施している。それぞれ期間は異なるが、福井城址(じょうし)や福井県繊協ビル、福井県済生会病院でもライトアップを行っている。
福井駅西口広場では、北陸新幹線県内開業に合わせて昨年新たに設置されたティラノサウルスやスコミムスも金色に。県の公式恐竜ブランド、ジュラチックのキャラクター3体の首にはゴールドリボンが巻かれた。
同支部代表幹事は「県内にも小児がんと闘っている子どもたちがいることを知ってもらい、エールを送ってほしい」と話した。