高校生から花束を受け取る利用客=富山駅

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バレンタインにお花、感謝の気持ち伝えて 富山北部高生、市電利用客へ贈る

北日本新聞(2025年2月15日)

 富山北部高校情報デザイン科の2年生10人は14日、富山駅の市内電車ホームで、メッセージカードを添えたストックの花束を利用客に贈った。生徒はフラワーバレンタインなどの「花贈り日」をテーマにした富山地方鉄道・市内電車のラッピング車両のデザインを手がけており、多くの人に花の魅力をPRした。

 車両のラッピングは、男性から女性に花を贈る愛妻の日(1月31日)、フラワーバレンタイン(2月14日)、ホワイトデー(3月14日)の三つの記念日をPRするとともに、県産花きの消費を促そうと、「フローラルとやま実行委員会」が実施。2015年度から富山北部高がデザイン協力している。

 今回はトルコキキョウやカスミソウ、啓翁桜(けいおうざくら)などをデザインした。運行開始前日の今月5日に生徒が仕上げ作業を行うお披露目会を予定していたが、大雪のため中止になり、代替イベントとして花束のプレゼントを行うことになった。

 白やピンク色のストックの花束を計100セット用意し、ラッピング車両の利用客に手渡した。「花で気持ちを伝えよう」「3度の飯より花が好き」など生徒直筆のメッセージカードも添えた。

 デザインした田畑乃亜さんは「大切な人に花を贈ったり、感謝の言葉を伝えたりするきっかけにしてほしい」と話した。

 ラッピング車両の運行は3月14日まで。

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