自分たちで考えた家具を設置する高校生と専門学生

自分たちで考えた家具を設置する高校生と専門学生

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高校生と専門学生が作った家具、飯田市の公共施設に設置 若い発想で多世代集う場へ

信濃毎日新聞(2025年2月16日)

飯田下伊那地域の高校生、専門学生の計4人がデザインから手がけた家具を完成させ、15日、飯田市の公共施設「ムトスぷらざ」に設置した。家具製造のイイダアックス(高森町)が製作に協力。幅広い世代が集う場にしようと、高さの異なる椅子や棚を計18個並べた。4人は「気軽に集まれる場所として長く使ってもらいたい」と話している。

 若者のアイデアを形にすることで、家具への関心を高めてもらおうと同社が主催し、4回目。「人の集う空間」をテーマに昨年5月から製作を始めた4人は、設置場所や家具のデザイン、色合いの案を持ち寄り、話し合ってきた。

 この日はムトスぷらざ2階の一角に同社社員らと家具を運び込んだ。赤や黄など4色ある家具は、横の部分に木目を生かすなどデザイン性にこだわって製作。椅子の下には荷物を収納できるスペースも設けた。

 飯田OIDE長姫高校(飯田市)1年の長久保愛(あいな)さん(16)は「一から考えて実物になるのがすごいと思った。空間になじんで長く使ってもらいたい」。同社社長の福田謙二さん(65)は「自由な発想で考えてくれた。今回参加して家具屋のことを知ってもらえたらうれしい」と話した。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2025021600078
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