直江津小の児童たちが考案したシャークカレー(にしき食品提供)

直江津小の児童たちが考案したシャークカレー(にしき食品提供)

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サメ愛に目ザメる⁉「シャークカレー」上越市の直江津小児童が無印良品とコラボ!2月20日発売

新潟日報(2025年2月18日)

 新潟県上越市の直江津小学校の5年生が、地元のサメ食の文化にちなんだレトルトカレーを無印良品直江津(西本町3)と共同で開発した。「直江津小学校の児童が考えたシャークカレー」の商品名で2月20日から県内外の無印良品などで販売される。

 5年生27人は地域に関する授業で上越の食について調べたり、無印良品直江津のスタッフを講師に招き、看板商品のレトルトカレーなどについて学んだりしてきた。児童たちは直江津らしいカレーを作って地域を盛り上げようと、2024年6月に商品開発を始めた。

 無印良品のレトルトカレーを手がける食品メーカー、にしき食品(宮城県)も協力。児童全員がアイデアを出し、投票の結果、上越地域に古くから伝わるサメ食文化を取り入れた「シャークカレー」に決定した。だしの種類や辛さに加え、パッケージデザインや価格設定も児童たちが決めた。

 完成したのはヨシキリザメの切り身とジャガイモなどが入った食べ応えのあるカレー。和風ベースのだしに山本味噌醸造場(中央1)のみそを加えて深みを出し、辛さが苦手な人でも食べられる「小辛」に仕上げた。パッケージは直江津の青い海をイメージし、サメのひれを大きく描いた。

 児童の一人(11)は「甘すぎず、辛すぎず、みんながおいしく食べられる味になるようにこだわった」とPR。「サメはかめばかむほどおいしい。シャークカレーを食べて直江津の文化を知ってほしい」と話している。

 180グラムで550円。2月18日に直江津地区の朝市「三・八の市」で児童たちが先行販売する。20日から上越市や新潟市、燕市などの無印良品の店舗やにしき食品の公式オンラインショップで販売するほか、上越地域の郵便局などでも扱う。

 販売開始に合わせ、東京・銀座の県のアンテナショップ「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA(ザ・ニイガタ)」で2月20日にお披露目会がある。

詳細情報

リンク
無印良品 https://www.muji.com/jp/ja/store
株式会社にしき食品 https://www.nishiki-shokuhin.jp/
【公式】銀座・新潟情報館 THE NIIGATA | 新潟の多様な魅力を五感で味わい、新潟とつながる場 https://the-niigata.jp/
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