水餃子形のヒバを風呂に入れる(右から)本瀬さんと水越さん

水餃子形のヒバを風呂に入れる(右から)本瀬さんと水越さん

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露天風呂に水餃子!? 黒部で特産化へ温浴施設とコラボ、かたどったヒバ22日から浮かべる

北日本新聞(2025年2月19日)

 富山県黒部市の食材を使った「くろべ水餃子(ギョーザ)」の特産化に取り組む「水餃子のまち黒部プロジェクト」(本瀬藍一朗プロジェクトリーダー)は22~24日、同市堀切の温浴施設「湯屋FUROBAKKA(ふろばっか)」で、水餃子の形にカットしたヒバを大浴場に浮かべるイベント「水餃子風呂」を行う。18日は本瀬さんらが準備をした。

 水餃子のまち黒部プロジェクトは、黒部市産の米粉や黒部名水ポークで作ったくろべ水餃子の普及に2007年から取り組んでいる。20年からは2月に「くろべ水餃子大作戦」と銘打ち、保育所に水餃子を提供するなどしている。

 水餃子風呂は、ふろばっかとコラボレーションした企画。良い香りのするヒバの木片約900枚を用意した。うち200枚は、市内の保育所や幼稚園の年長児に自由に絵を描いてもらった。当日は男女の露天風呂に浮かべる。園児が訪れて自分で描いた木片を持ち帰ることもできる。ヒバは能登半島地震からの復興を願い、能登産を使った。

 この日は本瀬さんとふろばっかの水越勇人支配人が、ヒバを実際に風呂に浮かべてみた。本瀬さんは「お風呂を通して、くろべ水餃子を多くの人に知ってもらいたい」と話した。

 22~24日はふろばっか内の食堂でくろべ水餃子を使った料理を提供する。水餃子大作戦は北日本新聞社後援。

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