近江町市場の青果店に６日、能登産の山菜が並び始め、買い物客に春の訪れを感じさせた。

　北川食品では、店先に能登産のフキノトウ、アサツキが並び、金沢産のフキノトウや東北産のコゴミ、ギョウジャニンニクなどとともに爽やかな緑のグラデーションが目を引いた。店によると、能登産の山菜は昨年の能登半島地震の影響で入荷が少なくなっているという。

　県内産の山菜は、寒波の影響で全体的に入荷が２週間ほど遅れているが、気温の上昇とともに品目も増えていく見込みだ。