津幡中生徒会から贈られた寄せ書きを手にする川井梨紗子(左端)、友香子(右端)の両選手=津幡町役場

津幡中生徒会から贈られた寄せ書きを手にする川井梨紗子(左端)、友香子(右端)の両選手=津幡町役場

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「姉妹で五輪」津幡で誓う レスリング川井梨紗子、友香子選手

北國新聞(2019年8月25日)

 レスリング世界選手権(9月14~22日・カザフスタン)に出場する津幡町出身の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)、友香子(至学館大)の両選手は24日、同町役場に矢田富郎町長を訪ね、世界選手権でともに優勝し、来年の東京五輪に姉妹そろって出場する意欲を語った。
 姉の梨紗子選手は57キロ級、妹の友香子選手は62キロ級で出場し、3位以内に入れば五輪代表に内定する。
 矢田町長の激励を受け、梨紗子選手は「しっかり自分のレスリングをし、金メダルで自信を持って五輪代表になったと言えるようベストを尽くす」と力を込めた。友香子選手は「目標にしてきた姉妹での五輪出場がもう少しでかなう。自分の実力を出し切って去年の2位を上回る」と口元を引き締めた。
 姉妹ともプレッシャーは特に感じていないといい、「やらなきゃいけない、夢をかなえたいという気持ちの方が強い」と口をそろえた。母校津幡中の生徒会が準備した寄せ書きを贈られた2人は「地元からの温かい応援はありがたい。大きな力になる」と笑顔を見せた。

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