酒造りのため、木の棒を使って床下のタンクをかき回す住民たち=20日、福井県小浜市木崎の酒造会社「わかさ冨士」

酒造りのため、木の棒を使って床下のタンクをかき回す住民たち=20日、福井県小浜市木崎の酒造会社「わかさ冨士」

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日本酒「岳颪」仕込み作業始まる 小浜、住民オリジナル企画

福井新聞(2014年11月21日)

 福井県小浜市今富地区の住民が企画したオリジナル日本酒「岳颪(やまおろし)」の仕込み作業が20日、同市木崎の酒造会社「わかさ冨士」で始まった。住民たちはおいしい酒にしようと、丹精込めて作業した。3週間ほどで完成する。

 同地区の日本酒愛好家でつくる「今富酒造り体験事業の会」が、公民館事業として1994年から行っている。現在の会員数は141人。

 わかさ冨士によると、岳颪は辛口で濃醇(のうじゅん)な飲み口が特徴。名前は地区にある多田ケ岳から吹き下ろす風をイメージした。地区内で育てた酒米「五百万石」と、南川の伏流水を使っている。

 初日の仕込みには会員10人余りが参加。蒸した酒米をいったん冷まし、麹(こうじ)と酒母(しゅぼ)などが入った発酵用タンクに入れた。会員たちは櫂棒(かいぼう)と呼ばれる木の棒を使い、タンク内をかき混ぜた。

 この日は300キロほどの酒米をタンクに投入。22日は600キロ、23日は1200キロの酒米を入れる。2週間ほど発酵させてから初搾りを行う。

 出来上がった酒は、会員に一升瓶3本ずつ配り、市内の酒店、スーパーでも販売する。

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