軽井沢町など全国12の「国際観光文化都市」が連携して作った初の観光パンフレット

軽井沢町など全国12の「国際観光文化都市」が連携して作った初の観光パンフレット

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海外誘客、観光地タッグ 軽井沢など全国12市町が共同パンフ

信濃毎日新聞(2014年12月16日)

 法律や施行令で「国際観光文化都市」に指定されている北佐久郡軽井沢町などの全国12市町が連携して、英語版と日本語版で初の観光パンフレットを作った。日本の魅力を海外に発信し、外国人観光客らにアピールする。軽井沢町は今月初めから英語版を、15日から追加で日本語版を、町内の観光案内所や役場の窓口に置いている。

 12市町は、軽井沢町と大分県別府市、静岡県伊東市、同県熱海市、奈良市、京都市、松江市、兵庫県芦屋市、松山市、栃木県日光市、三重県鳥羽市、長崎市。12市町が加盟する国際特別都市建設連盟が発行した。

 B2判を折り畳んである。英語版だけを作る予定だったが、漢字を理解できるアジアからの観光客も多いとして、11月に芦屋市で開いた連盟の首長会議で日本語版も作ることを決め、11〜12月に両方が完成した。

 12市町の場所を入れた全国地図や各都市へのアクセスを掲載、各都市ごとの観光地や特産品などを写真も使って紹介している。軽井沢町は、ジャム、ハム・ソーセージ、パンや、霧が多く発生する軽井沢で育つ「霧下野菜」を扱った。各都市の「とっておき」の情報として、軽井沢は「一年中カーリングが楽しめる軽井沢アイスパーク」と軽井沢ウエディングを載せた。

 英語版1万5千部、日本語版1万部を製作。それぞれ千部と700部を各都市に配った。日本政府観光局を通じて海外にも送られる予定だ。

 会長市で事務局を務める伊東市は「外国からのお客に食、文化、自然など日本の魅力を堪能してもらい、日本人にも行き来して楽しんでほしい」と話している。

 問い合わせは軽井沢町観光経済課(電話0267・45・8579)。

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