完成した「まれ」とJR七尾線の観光列車をイメージしたかぶり物=七尾市内

完成した「まれ」とJR七尾線の観光列車をイメージしたかぶり物=七尾市内

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朝ドラ「まれ」愛らしく盛り上げ 金沢市の男性、かぶり物製作

北國新聞(2014年12月22日)

 金沢市の内装業山本武生(たけお)さん(69)が、来春から放映されるNHK連続テレビ小説「まれ」と、来年10月からJR七尾線で運行される観光列車「花嫁のれん」の運行を祝う2種類のかぶり物を製作した。23日に七尾市の七尾サンライフプラザで開催される「1000人が歌う『能登の第九』まだら公演2014」(同実行委、北國新聞社主催、七尾市共催)でお披露目し、公演を盛り上げる。

 かぶり物は高さ110センチ、幅60センチ。「まれ」は、パティシエを目指す主人公をイメージしてコック服を表現し、紙粘土で作ったケーキを添えた。体に千枚田や朝市の絵を描き、輪島の特徴を演出した。観光列車は、花嫁のれんを通って七尾駅に到着する列車をイメージした。青柏祭のでか山や七尾市のゆるキャラ「とうはくん」を描いた。

 公演に出演する七尾まだら保存会が発足90周年を迎える来年は、北陸新幹線金沢開業をはじめ、「まれ」の放映やJR七尾線の観光列車運行、能越自動車道七尾氷見道路の開通などが重なり、能登振興にとっても大きな節目となる。

 保存会の長憲二会長が公演で来年の祝賀ムードを盛り上げるため、七尾まだらのゆるキャラの着ぐるみを製作した山本さんに相談した。山本さんが10月から妻秋子さん(69)と製作を進めてきた。

 かぶり物は公演を盛り上げた後、輪島市と七尾市への寄贈を予定している。山本さんは「能登の飛躍を願って作った。イベント会場などで使ってもらえればうれしい」と話した。

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