県内スキー場にある食堂の料理の中から1位を決める第2回「ゲレ食バトル」の発表会が27日、北安曇郡白馬村のスキー場「Hakuba47」であった。ゲレ食はゲレンデの食事を指す。30スキー場の67品を対象に客が投票し、Hakuba47のレストラン「ルイス」が提供する「ミックスピザ」が1位に選ばれた。
ピザは、魚介類や野菜など8種類の材料をこんがりと焼き上げた、20年以上にわたる人気メニューという。1600円。同スキー場の太田達彦社長(68)は「特製トマトソースが味の決め手。ゲレ食を目当てに訪れる客が一層増えることを期待したい」と話した。
ゲレ食バトルは、参加を表明した料理について、客が値段や量、味などを総合的に評価し、100点満点で採点。80票以上獲得した料理を対象に、平均点の高さで順位を決める。昨年12月下旬から約2カ月にわたり実施し、約2万票の投票があった。この日、主催する県索道事業者協議会の駒谷嘉宏会長が5位以上に選ばれたスキー場関係者に賞状などを手渡した。
2位は焼きチキンカレー(やぶはら高原スキー場=木曽郡木祖村)、3位はグーラッシュスープセット(野沢温泉スキー場=下高井郡野沢温泉村)、4位は男鍋(開田高原マイアスキー場=木曽郡木曽町)、5位は激辛野沢菜担々麺(野沢温泉スキー場)という結果だった。
初回の昨年は、野沢温泉スキー場の「野沢菜ビーフステーキライス」が1位だった。