小木港から佐和田に向かう小木線のバス。延伸により、港から乗車する観光客は相川方面に直行できるようになる=4日、佐渡市小木町

小木港から佐和田に向かう小木線のバス。延伸により、港から乗車する観光客は相川方面に直行できるようになる=4日、佐渡市小木町

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北陸新幹線開業/新フェリー就航 小木発楽々観光地巡り 4月、バス路線延伸

新潟日報(2015年3月5日)

 14日の北陸新幹線開業と、4月21日の小木-直江津航路の新造高速カーフェリー「あかね」就航を受け、佐渡市の小木港を起点とするバス路線の運行区間が4月から変更される。佐和田止まりだった小木線は、金銀山遺跡のある相川まで乗り入れる。小木半島を走る宿根木線は、ジオパークの見学スポットを訪れやすくするため区間を延伸する。ともに小木港から島内観光地へのアクセス向上を図る。

 佐渡市は北陸新幹線開業後、関西方面から上越妙高駅(上越市)を経て、小木航路で来島する観光客が増えるとみている。市や交通事業者などで構成する佐渡市地域公共交通活性化協議会は、小木港からの2次交通の整備に向けて検討を進めてきた。市は関連予算を、開会中の市議会3月定例会に上程している。

 小木線は相川まで延伸する便を1日2往復運行。小木港から終点となる佐渡市相川支所までを、約1時間半で結ぶ。金銀山遺跡のほか、歴史ある町並みや佐渡奉行所などがある相川地区へ乗り換えなしで行けるようになる。

 宿根木線は終点を沢崎から江積に延ばし、佐渡太鼓体験交流館(小木金田新田)も経由する。延伸区間の沿線には、海底火山から流れ出た溶岩が固まった「枕状溶岩」など、ジオパーク関連の見学場所がある。協議会では春の大型連休や8月中に、ジオパークの専門ガイドをバスに同乗させ、沿線を案内する取り組みを試験的に行う予定だ。

 バスを運行する新潟交通佐渡(佐渡市)は小木、宿根木の2路線について「フェリーへの接続を考慮したダイヤで運行する」と方針を説明。協議会事務局の市交通政策課は「金銀山の世界遺産登録を見据え、佐渡の玄関口として重要な役割を担う小木港と相川方面を結ぶバス路線の充実を今後も図っていきたい」と話している。

 島内のバス路線ではこのほか、4月以降に本線(両津-相川間)が佐渡総合病院(千種)に乗り入れる。

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