21日にオープンする道の駅「三方五湖」の観光交流センター=福井県若狭町鳥浜

21日にオープンする道の駅「三方五湖」の観光交流センター=福井県若狭町鳥浜

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三方五湖の玄関口、道の駅来て 福井、若狭町にあすオープン

福井新聞(2015年3月20日)

 福井県若狭町鳥浜に道の駅「三方五湖」が21日、オープンする。常神半島や三方五湖周遊の玄関口として、観光案内所と特産品直売所、レンタサイクルを備えた観光交流センター、体験ギャラリーなどを設置。21、22の両日はオープニングイベントが開かれ、特産品のテント市や竹細工などの体験コーナーを設ける。

 道の駅は県内で13番目、同町では「若狭熊川宿」に次いで2カ所目となる。県と町が整備し、総事業費は約3億円。敷地面積は7200平方メートルで51台分の駐車場がある。
 観光交流センターは若狭三方五湖観光協会の職員を配置し、嶺南各市町の観光パンフレットを置く。直売所では若狭町産の野菜や魚の干物、梅加工品などを販売。三方五湖を気軽に回れるレンタサイクルは50台を用意する。
 県里山里海湖(うみ)研究所が行う体験ギャラリーは、竹とんぼや木製コースター作り、松ぼっくり工作などがある。水月湖の湖底堆積物で、年代を測定する世界標準である年縞(ねんこう)に含まれている花粉の化石を望遠鏡で見ることも出来る。同研究所では「道の駅オープン後は、少しずつ体験メニューを充実させていきたい」としている。
 両日とも「若狭路テント市」があり、梅加工品や名田庄漬け、へしこなどを販売。ジビエ(野生鳥獣肉)、つきたて餅、焼きガニ、イカ焼き、ふぐ汁などが振る舞われる。
 体験イベントは▽21日正午~午後4時 火起こし、塩づくり、紙すき、缶バッジ作り▽22日午前9時~午後3時 魚の絵を描くキーホルダー、勾玉作り▽両日 体ジェルキャンドル、竹細工、竹馬(無料と有料がある)。
 問い合わせは若狭町観光交流課=電話0770(45)9111。

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