過去と未来の越前市を再現した鉄道ジオラマ=21日、福井県越前市の越前市ふるさと絵本館

過去と未来の越前市を再現した鉄道ジオラマ=21日、福井県越前市の越前市ふるさと絵本館

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新幹線、越前市を走る!? 金沢開業記念 ジオラマ展

福井新聞(2015年3月23日)

 北陸新幹線金沢開業を記念し21日、福井県越前市の越前市ふるさと絵本館で鉄道ジオラマの展示が始まった。観覧車や市庁舎の立つリアルな越前市のまちなかを北陸新幹線などが走り抜け、家族連れの人気を集めている。29日まで。

 ジオラマは1・4メートル×4・6メートルで、JR武生駅、ループ状の陸橋などに加え、開業後をイメージした高層ビルが建っている。模型は150分の1のNゲージで、北陸新幹線のほか、トワイライトエクスプレス、ドクターイエローなどが走る。

 ジオラマを作成したのは市内在住で電子部品メーカーで機械設計に携わっていた須﨑英継さん(65)。200ほどある建物のほとんどは木材を両面テープなどで接着させた手作りのもので、製作に1年をかけた。ジオラマ内の約150箇所にLED照明を取り付け、昼、夕方、夜それぞれの時間帯を表現する迫力十分の仕上がりとなっている。

 子どもたちは列車の行方を目で追ったり、「あれがトワイライトで、あれがしらさぎで...」と得意げに家族に説明したりと夢中になっていた。

 期間中は列車が登場するかこさとしさんの絵本「たっくんひろちゃんのちょうちょうとっきゅう」の原画の複製2点も展示される。開館は午前10時~午後6時。24日は休館。

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