「雪椿うどん」の調理イメージ。太麺を使ったかけうどん

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雪椿うどんで町活性化 「発見・命名の地」阿賀 地元飲食店など提供へ

新潟日報(2015年4月10日)

 雪椿の「発見・命名の地」である阿賀町は、町内の雪椿から取れる椿油を練り込んだ「阿賀の雪椿うどん」を飲食店などで提供し、地域活性化の起爆剤にしようと動き出した。町内全域の約20の飲食店や旅館などが取り組み、11日には道の駅「阿賀の里」で提供を始める。町内に来ないと食べられない、阿賀町ブランドのメニューで「雪椿の町」を食の面から発信する。

 1906年、阿賀町の麒麟山で初めて発見されたという雪椿は、県の木や町の花に指定されている。町はこれまで、新潟雪椿研究会や地元の企業、小学校などと連携して、雪椿の保護・育成や特産品の試作開発に取り組んできた。

 新潟雪椿研究会は昨年、新潟市東区の製麺会社・坂井製粉製麺と共同で、小麦粉と県内産コシヒカリの米粉を使った生地に、雪椿の油を練り込んだ「雪椿うどん」を開発した。研究会事務局の坂井淳一さんは「雪椿の油には、動脈硬化や心疾患の予防に役立つオレイン酸が多く含まれているので、健康効果も期待できる」と説明する。

 町は、雪椿うどんを使ったメニューを町内の飲食店などに創作してもらい、町の新名物として活性化に役立てたいと考えた。うどんは町外産の雪椿油や米粉で開発されたが、阿賀町仕様にするため、角神雪椿園など町内各地に自生する雪椿の種子から搾った油を加え、米粉も町内産コシヒカリを使ったもので製造するよう、依頼した。

 調理の幅を広げるため、太・細・平麺の3種類を用意。製造する坂井製粉製麺は「米粉のもちもちした食感と、雪椿油のツルッとした喉ごしの良さが特徴」と言う。町では特産物の自然薯(じねんじょ)や山菜などをメニューに使ってもらうことで、地元食材の利用促進も図る。

 町は各店舗のメニューがそろい次第、発表会を開く予定だ。企画を担当する町鹿瀬支所の江花一実支所長は「阿賀町に来ないと食べられないようなプレミア感が大事。雪椿の種から取れる油で、話題の種をまきたい」と話している。

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