奥山荘歴史館に常設展示されている城の山古墳の出土品=胎内市

奥山荘歴史館に常設展示されている城の山古墳の出土品=胎内市

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胎内・奥山荘歴史館 古代の副葬品間近に 希少な盤竜鏡など150点 城の山古墳出土品展示

新潟日報(2015年4月14日)

 胎内市の奥山荘(おくやまのしょう)歴史館は、古墳時代前期(4世紀前半)の「城(じょう)の山古墳」の出土品約150点の常設展示を始めた。保存状態の良好な矢を入れる筒「靫(ゆき)」や権力の象徴とされる銅鏡「盤竜(ばんりゅう)鏡」は全国的にも希少だ。市生涯学習課文化財係長の水沢幸一さん(48)は「約1700年前の貴重な副葬品を、ぜひ見てほしい」と呼び掛けている。

 古墳は2005年、本格的に発掘が始まった。12年に盤竜鏡が出土。大和政権との関係が注目され、全国的にも話題となった。靫や盤竜鏡など多くの副葬品が発見され、約2年半かけて展示用に整理された。

 ほかにも弓の飾り「両頭金具」、鉄製の大刀(たち)、糸魚川産ヒスイの勾玉(まがたま)など興味深い展示品が並ぶ。盤竜鏡には、包んでいた絹の一部も付着し、「古墳時代の有機質が現存するのは非常に珍しい」(水沢さん)という。

 展示にあたり、温湿度と直射日光を管理するため、新たに日光を遮る壁を設け、展示ケースも単独で空調管理できる特別製だ。水沢さんは「靫だけでも見に来てもらう価値はある。これだけ貴重な出土品を一緒に見られる機会は少ないので、多くの人に楽しんでほしい」と話している。

 開館時間は午前9時~午後5時。月曜休館。問い合わせは奥山荘歴史館、0254(44)7737。

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