初夏を思わせる陽気の中、山頂を目指す登山者=29日、福井県若狭町倉見

初夏を思わせる陽気の中、山頂を目指す登山者=29日、福井県若狭町倉見

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三十三間山山開き 親子ら250人登山楽しむ 若狭町

福井新聞(2015年4月30日)

 福井県若狭町と滋賀の県境に位置する三十三間山(842メートル)の山開き式が29日、同町倉見の登山道駐車場で開かれた。初夏を思わせる爽やかな青空の下、親子連れら約250人が祈念登山を楽しんだ。

 三十三間山は、1164年に京都市の三十三間堂が創建される際、棟木が切り出されたという伝承が残る。山頂まで片道2時間程度で初心者にも登りやすく、三方五湖や日本海、琵琶湖も望める人気の山となっている。

 式では登山靴やリュック姿の登山者が見守る中、シーズン中の安全を祈り神事を挙行。若狭三方五湖観光協会の浜本一夫会長が「地元有志のもてなしも楽しみ、元気よく登山をしてください」と呼び掛け、登山道でテープカット。子どもたちは待ちわびたように駆けだしていた。

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