最も太い「秋宮一」の御柱用材にのこぎりを入れる氏子たち=12日午前、下諏訪町の東俣国有林

最も太い「秋宮一」の御柱用材にのこぎりを入れる氏子たち=12日午前、下諏訪町の東俣国有林

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一致協力、巨木に斧 諏訪大社下社御柱伐採

信濃毎日新聞(2015年5月12日)

 来春に迫った諏訪大社御柱祭に向け、下社(諏訪郡下諏訪町)の御柱用材の伐採が12日、下諏訪町の東俣国有林内で行われた。春宮と秋宮に建てる計8本のモミを多くの氏子たちが囲み、巨木の幹に斧(よき)を入れると、森にぴんと張り詰めた空気が漂った。

 台風6号が接近する中、この日の諏訪地方は曇り空で、朝方は霧が立ち込めた。8本のうち幹の目通り(目の高さ)周囲が3・35メートルと最も太い「秋宮一」では、午前9時ごろから神事に続き伐採を開始。古式にのっとり、担当の氏子が斧や両びきのこぎりなどを使って手作業で行い、周囲の氏子たちは「一致協力、お願いだー」と木やり唱(うた)で後押しした。

 伐採された用材は今年秋ごろ、約4キロ離れた同町内の県道八島高原線沿いの棚木場(たなこば)に搬出。来年4月8日から始まる下社山出しを待つ。

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