独特の風合いで涼しげな音色を響かせる越前焼の風鈴=13日、越前市大虫本町の宗山窯

独特の風合いで涼しげな音色を響かせる越前焼の風鈴=13日、越前市大虫本町の宗山窯

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越前焼風鈴、涼やか音色 越前市の窯元で製作始まる

福井新聞(2015年5月14日)

 福井県越前市大虫本町の「宗山窯」で越前焼の風鈴作りが始まっている。小浜市で最高気温が28・1度となるなど県内各地で夏日を記録した13日、ろくろ場には陶風鈴の優しい音色が響いていた。

 風鈴作りは、越前焼に親しんでもらおうと同窯の2代目窯元宗倉(そうくら)克幸さん(45)が約10年前から取り組んでいる。粘土を練り、指や細い木の道具を使って厚さ2ミリ以下の風鈴の形を作り、穴などを開けた後にガス窯で焼く。越前焼らしい素朴なものや、釉薬(ゆうやく)を塗ったグレーや青の作品もある。

 宗倉さんが作業する傍らで、越前和紙の短冊が風を受けて揺れ「ちりん、ちりん」と涼しげな音色を響かせていた。宗倉さんは「100個あったら音色は100種類。音も含め越前焼の良さを感じてもらえれば」と話す。

 作業は7月末まで続き、約500個製作する。同窯で販売しているほか、23~25日に越前町小曽原の越前陶芸村で開かれる越前陶芸まつりでも並べる。

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