一面に黄色い花を咲かせるトビシマカンゾウ=27日、佐渡市願の大野亀

一面に黄色い花を咲かせるトビシマカンゾウ=27日、佐渡市願の大野亀

新潟県 佐渡 花・紅葉

初夏の顔お出迎え 佐渡

新潟日報(2015年5月28日)

 佐渡に初夏の訪れを告げるトビシマカンゾウが五分咲きとなり、早くも見頃を迎えている。島内のカンゾウの群生地として有名な佐渡市願の大野亀には、27日も島民や観光客が訪れ、一面に広がる黄色い花を楽しんでいた。

 佐渡両津海府観光協会によると、ことしは春先の気温が高く、例年より約1週間開花が早かった。大野亀では地元住民らによる保護活動が盛んで、約50万株が花を咲かす。訪れた人たちは「黄色いじゅうたんみたい」「きれいだね」などと言い、じっくりと眺めたり写真を撮ったりしていた。

 埼玉県から訪れたパートの浜野伸一さん(62)は「パンフレットで見て、ずっと来たいと思っていた。本当にきれいで素晴らしい。次は妻も連れてきたい」と話した。

 6月上旬ごろまで楽しめる。

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