諏訪湖で開く第３３回全国新作花火競技大会（信濃毎日新聞社共催）の実行委員会と運営委員会は２９日、初会合を諏訪市役所で開き、今年の開催日を９月５日と決めた。昨年と同規模の１万８千発の打ち上げを予定している。

　競技大会には、全国から煙火師２５人が出場する。直径約３２０メートルに開く１０号玉２玉とそれより小さい３号玉１０玉で競う。合間は、音楽に合わせて花火を連発する「ミュージックスターマイン」、水上スターマインで盛り上げる。

　有料自由席は、諏訪湖畔の石彫公園内に１万席を用意する。基本料金は、大人（中学生以上）は２５００円、小人（３歳以上小学生まで）は１２００円。委託販売分は手数料を含め、大人３千円、小人１５００円とする。

　現地販売会場は、従来のスワプラザからＪＲ上諏訪駅前の諏訪市観光案内所に変更する。８月１８日〜９月４日に２千席分を販売（初日午前は市文化センターが会場）。大会当日は片倉館前で２千席分を販売する。ローソンチケットによる委託販売は６千席分で７月８日から。

　予算は前年比８２万円増の５２３６万円余。増額分は安全対策として警備員の増員や安全柵設置に充てる。

　問い合わせは実行委事務局の諏訪観光協会（電話０２６６・５２・２１１１）へ。