湯の丸自然学習センター内にある湯の丸高原周辺の立体模型を説明する小林さん

湯の丸自然学習センター内にある湯の丸高原周辺の立体模型を説明する小林さん

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湯の丸高原、プロがご案内 自然学習センターに専門職員常駐

信濃毎日新聞(2015年6月18日)

 湯の丸高原の観光振興に力を入れる東御市は本年度、同高原の地蔵峠にある湯の丸自然学習センターに初めて「山岳コーディネーター」1人を常駐させて観光客に対応するなど機能を強化している。センターを拠点に、高原周辺の植物を観察する自然体験入門講座を企画している。市教育委員会も今後、児童生徒が自然を学ぶ場としてセンターを活用したい考えだ。

 湯の丸自然学習センターは、合併前の旧東部町が1998年12月に開設。鉄骨平屋約400平方メートルで、湯の丸高原周辺の地形の立体模型や、動植物などを紹介する映像が見られる「なぜなぜルーム」などがある。市は、近くで湯の丸スキー場などを経営する湯の丸観光開発に管理を委託。これまで事務所に職員は常駐していなかった。

 東御市はセンターの機能強化のため同社を通じて、湯の丸高原の自然に詳しく、県自然観察インストラクターなどの資格を持つ小林政明さん(67)=小諸市滋野甲=に依頼。小林さんは11月まで定休日(水曜)を除いて事務所に常駐し、観光客らに情報提供するほか、自然体験入門講座を企画して案内人を務める。小林さんは「高原の歴史や動植物の知識を観光客や子どもに伝えたい」と話している。

 第1回の自然体験入門講座「烏帽子岳登山・植物観察会」は7月5日午前9時にセンターに集合し、烏帽子岳(2066メートル)を往復しながら植物を観察する。小林さんによると、白い花のウスユキソウなどが見られる見通し。

 定員30人。小学5年生以上が対象(小学生は同伴者が必要)。参加費500円。第2回は8月9日に池の平湿原の高山植物観察会を予定している。問い合わせは湯の丸自然学習センター(電話0268・62・4333)へ。

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