大町市と松川村にまたがる国営アルプスあづみの公園大町・松川地区に19日、同市のキャラクター「おおまぴょん」の芝生の地上絵がお目見えした。大きさは縦横10メートル。芝生の高さを3段階に刈り分けて、見た目の色合いが変化するように表現した。7月5日まで公開する。
大町市全域がプロポーズにふさわしい観光スポットの「恋人の聖地」に選定されていることを受け、「ジューンブライドなど恋人の月でもある6月に公園から幸せを発信しよう」と企画。市内の造園業者が1週間かけて制作した。頭やひげには白い砂、目や頬には堆肥をまいて色を付けた。
期間中は、地上絵を見下ろす展望スペースに、鳴らすと幸福になれるという「結(ゆい)の鐘」を設置。ハートの形をした傘も無料で貸し出す。同公園の尾沢彰企画運営係長(36)は「ハートの傘も恥ずかしくない雨の日を狙って公園に来てみては」とPRしていた。