長野県 松本・上高地・美ヶ原 北陸新幹線

松本・金沢・高山「プリズムルート」 新幹線・バス周遊観光PRへ

信濃毎日新聞(2015年7月18日)

 松本市は今秋にも、金沢市、岐阜県高山市と共同で、3市を結ぶ広域観光ルート「金沢・高山・松本プリズムルート(仮称)」のPRに乗り出す。松本城や兼六園、白川郷といった各地域の歴史や文化を周遊観光に生かす狙いで、首都圏から北陸新幹線(長野経由)で金沢駅に降りた観光客が、主にバスで3市間を巡り、JR中央東線で帰京するコースを想定している。本年度はルートの大規模な宣伝活動を予定し、モデル・ツアーも検討している。

 仮称のルート名は、三つの頂点を結ぶ多面体の三稜(りょう)鏡(プリズム)にちなむ。「それぞれに歴史や文化がある3市で、滞在する季節によっても見え方が違う。プリズムのように輝くルート」(松本市シティプロモーション担当)とし、広告特集とインターネットを組み合わせて情報発信する。

 3市間はバスによる移動を想定。アルピコ交通(松本市)やJR東日本などに働き掛けて、域内でのツアーバス運行を目指す。旅行業者による旅行商品開発の参考にしてもらうため、秋ごろに3市の見どころを実際に回るモデル・ツアーも企画する。

 3市はこれまでも海外誘客(インバウンド)などで協力してきたが、新幹線延伸後の4月、首都圏からの誘客に特化した周遊ルートの具体化に向けて調整を開始。6月には松本市幹部が金沢、高山両市を訪れ、協議した。松本市は関連事業費1850万円を本年度一般会計当初予算に繰り越している。

 同市観光温泉課は「金沢までは高速移動し、そこからはバスでゆったり3市を移動する3泊4日のルートとして売り出したい」と説明。将来は、中央東線や県営松本空港を使って松本を起点とするルート設定も含めて売り出したい考えだ。

松本・上高地・美ヶ原 ニュース

松本・上高地・美ヶ原
イベント

松本・上高地・美ヶ原
スポット