オペラ公演への意気込みを語るギル・ローズさん

オペラ公演への意気込みを語るギル・ローズさん

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OMFオペラで小澤さんの代役 ローズさん、指揮「誇りに」

信濃毎日新聞(2015年8月19日)

 松本市で開催中のセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)で、けがで療養中の総監督小澤征爾さん(79)に代わってオペラ「ベアトリスとベネディクト」を指揮する米国ボストンの指揮者ギル・ローズさん(50)が18日、市内で取材に応じた。初めての来日で初開催のOMFの急な代役を務めることに、「機会を与えられ、とても誇りに思っている」と前向きに話した。

 小澤さんが8月1日に腰のけがを負った後、OMF実行委員会から電子メールで要請された。2002年の米国のタングルウッド音楽祭で初めて会った小澤さんは「音楽への愛情がとても深い人」との印象で、代役を務めることはうれしいという。小澤さんと何度か電話で話し、「フェスの概要や劇場の様子を丁寧に教わった。演目の解釈は教えてもらったが、指揮への助言はなく、公演を任せてくれたと感じた」と説明した。

 13日に練習を始めたサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)については「音楽づくりに熱心で、最善を尽くそうとする精神に圧倒される」と評価。奏者から提案を受けることもあり、協力する魅力を感じている。

 ベアトリスとベネディクトは世界でも公演例が少ない。自身は、芸術監督を務めるオペラ・ボストンで11年に指揮しており、「喜劇の笑いもあるが、切なくて涙を誘う場面や、深いロマンスもある」。山を近くに感じるという松本で「観客に自由に味わってほしい」と期待している。

 公演は24、27、29日。チケットは事前販売分が売り切れているが、当日は立ち見席(2千円)の販売がある。

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