JR東海の須田寛相談役らが講演した「リニアを見据えた観光フォーラム」

JR東海の須田寛相談役らが講演した「リニアを見据えた観光フォーラム」

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リニア、飯伊の観光にどう生かす JR東海相談役ら講演

信濃毎日新聞(2015年9月3日)

 飯田信用金庫は2日、創立90周年の記念講演会「リニアを見据えた観光フォーラム」を飯田市の同金庫本店で開いた。リニア中央新幹線を建設するJR東海の須田寛相談役、首都大学東京の本保芳明特任教授(初代観光庁長官)が観光をテーマに講演。飯田下伊那地域にリニアが開通する将来を考えるヒントにしようと約200人が聴講した。

 須田相談役は、観光産業が地域経済に果たす役割が大きいとした上で、高速鉄道の開通時に大事なのは「二次輸送」と強調。新幹線利用者に周辺観光地を巡ってもらうには「連絡交通機関が整備されているかで効果がまったく違う」と指摘した。リニア駅のできる飯田下伊那も同様として「(JR東海として)地元にお願いしているのは、飯田の駅と道路をうまくつないでいただくこと。道路整備が飯田の駅を生かすための非常に大きなポイント」と訴えた。

 また、他県の新幹線駅の事例を踏まえ「(新幹線を)受け入れるためのまちづくりをしているところは大きな効果があるが、それが伴わなかったところは一過性に終わってしまう」。まちづくりを見直したり、地元の観光資源を発掘したりする必要があるとした。

 本保特任教授は、南信地域におけるインバウンド(海外誘客)を増やす必要性を強調。外国人観光客を引き寄せるために「(海外から時間・費用をかけて)地域に来ていただける物や、魅力があるか考える必要がある」と述べた。

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