駒ケ根高原にある「駒ケ根分霊院」

駒ケ根高原にある「駒ケ根分霊院」

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高尾山・金剛山登山の次は千畳敷へ 中ア観光が特典

信濃毎日新聞(2015年9月5日)

 中央アルプス千畳敷(標高約2600メートル)へロープウエーを運行する中央アルプス観光(駒ケ根市)は、高尾山(東京都八王子市、599メートル)山腹の薬王院を訪れた人に千畳敷へ来てもらおうとスタンプラリーを始めた。駒ケ根高原に高尾山本尊の「駒ケ根分霊院」があるつながりで企画。金剛山(大阪府・奈良県境、1125メートル)に登った人が千畳敷を訪れた場合も景品を贈る。登山や信仰などを共通項に都市圏からの誘客を狙う。

 駒ケ根分霊院は、伊那谷などを集中豪雨が襲った1961(昭和36)年の「三六災害」で中川村四徳の住民が移住を強いられた際、地域の高尾山神社を信者が駒ケ根高原に移したという。

 二つの企画は来年3月31日まで。用紙に薬王院の御朱印とホテル千畳敷に備えたスタンプを押した人、金剛山山頂の葛木神社か転法輪寺で撮った写真を同ホテルで提示した人に、駒ケ根の天然水を贈る。

 高尾山は多くの人が訪れ、ここから日本アルプスに興味を持つ人もいる。中央アルプス観光大阪営業所に長く勤めた営業本部長の竹村章さん(62)によると、金剛山は中ア駒ケ岳(2956メートル)のように学校登山などで親しまれている。竹村さんは「高尾山や金剛山で中アなどでの本格登山に向けた安全祈願をしてほしい」とする。

 国による貸し切りバス規制強化で、駒ケ根高原一帯の観光業も影響を受けている。竹村さんは企画を通じて「まずは個人型の旅行として発信し、団体観光にも波及させていければいい」と話している。問い合わせは同社(電話0265・83・3107)へ。

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