若狭武田氏の歴史や文化を紹介する特別展=9日、福井県小浜市遠敷2丁目の福井県立若狭歴史博物館

若狭武田氏の歴史や文化を紹介する特別展=9日、福井県小浜市遠敷2丁目の福井県立若狭歴史博物館

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若狭武田氏の歴史華やか 掛け軸など70点 福井県立若狭歴博

福井新聞(2015年10月10日)

 若狭武田氏ゆかりの文化財を紹介する特別展「若狭武田氏の誇り」が10日から、福井県小浜市遠敷2丁目の県立若狭歴史博物館で開かれる。福井県内初公開となる将軍足利家とのつながりを示す掛け軸や、中世の武家邸内で親しまれた数々の芸が描かれた屏風(びょうぶ)など約70点を展示。華やかな時代を駆け抜けた一族の歴史や文化に触れる内容となっている。11月8日まで。

 昨年7月のリニューアルから1周年となったのを記念し開催した。9日の開会式には関係者約50人が出席し、内覧会も行われた。

 室町幕府6代将軍足利義教(よしのり)が描かれた掛け軸は、1440(永享12)年、義教の命を受けて若狭守護の一色義貫(いっしきよしつら)を討った武田信栄(のぶまさ)が、義教の13回忌に描かせたとされる。信栄は上意討ちの恩賞として若狭守護職を与えられたという。掛け軸の展示は22日まで。

 「武家邸内図屏風」は華道や連歌、茶道などの文芸に興じる中世の男性らが描かれている。江戸時代の作とされるが、前の時代の良き文化を回顧するかのように描かれたと考えられている。

 このほか、星と呼ばれる鋲(びょう)が整然と並ぶかぶとや、武田氏や家臣らが小浜市や高浜町の神社に奉納した刀などを展示している。

 11日午後1時半から、東京大資料編纂(さん)所の末柄豊(すえがらゆたか)准教授が「若狭武田氏の時代」と題して講演する。24日午後1時半からは、若狭能倉座が能の公演を行う。

 観覧料は一般500円。高校・大学生400円、小中学生300円。会期中無休。問い合わせは同館=電話0770(56)0525。

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