ヤギの乳や竹炭などを使ったせっけんを作った売木村地域おこし協力隊の福留さん

ヤギの乳や竹炭などを使ったせっけんを作った売木村地域おこし協力隊の福留さん

長野県 伊那路 特産

ヤギ乳・ヨモギ...肌しっとり 売木の素材でせっけん開発

信濃毎日新聞(2015年11月18日)

 4月に売木村の地域おこし協力隊員になった福留友美さん(32)がヤギ乳やヨモギなど、村にある資源を使ったせっけんを開発した。昨年、福井県から村に移住したヤギ農家の後藤宝さん(53)のヤギの乳を有効利用しようと発案。使った人からは「肌がしっとりする」などと好評だ。

 静岡県袋井市出身の福留さんは8年ほど前、同村のうるぎ星の森オートキャンプ場で開催された音楽のライブイベントで村を初めて訪れた。キャンプ場で見た星空や早朝の小鳥のさえずりなど、自然の豊かさに魅力を感じた。友人が愛知県東栄町の協力隊になり、活動の様子をSNSなどで知るうちに「地方で働いてみたい」と考え、村の協力隊員の試験を受けたという。

 協力隊に着任後、村のイベントの打ち合わせで後藤さんと知り合った。村内にヤギ乳の加工施設がなく、捨てられていることを知り、「なんとか形にできないかと思った」。せっけんなら活用できると思い付き、東京の講習でせっけんの作り方を学んだ。ヤギ乳のほか、ヨモギや米ぬか、竹炭やタカキビなども使い、せっけんを作った。

 今月1日に村内で開いた収穫祭「秋色感謝祭」で雑貨として販売。「洗髪にも使える」などと好評で、感謝祭後も電話などで問い合わせがあるという。後藤さんは「ヤギ乳を大切にしようとしてくれてうれしかった。これからも商品を作ってほしい」と話す。

 福留さんは今後、せっけん作りのワークショップを開く考え。「村を訪れた人がヤギの乳搾りや、せっけん作りで村民と交流することで村を活性化させたい」と話す。

 せっけんは1個400円(税込)。ヤギ乳のせっけんは品切れ中。問い合わせは村役場(電話0260・28・2311)へ。

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