北陸新幹線とフリーゲージトレイン(FGT)の整備計画

北陸新幹線とフリーゲージトレイン(FGT)の整備計画

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フリーゲージトレイン見送り示唆 JR西日本社長

北日本新聞(2015年11月19日)

 JR西日本の真鍋精志社長は18日、大阪市の本社で定例記者会見し、北陸新幹線の金沢-敦賀開業後に導入を計画しているフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)について「(開発が長期化すれば)難しい問題になる」と述べ、導入を見送る可能性もあることを示唆した。敦賀-大阪の未着工区間はルートやスケジュールが決まっておらず、FGTの導入が見送られた場合、富山-関西の移動には、未着工区間がフル規格で整備されるまで敦賀での乗り換えが必要になる。

 JR西は北陸新幹線の敦賀-新大阪の延伸開業までのつなぎとして、新幹線と在来線を直通運転できるFGTの導入を計画している。ただ鉄道建設・運輸施設整備支援機構が実用化に向けて九州で実施している走行試験は、車両に不具合が見つかったため昨年11月から中断。真鍋社長は「九州での試験を前提に進めており、開発期間が遅れれば、FGTのスタートも遅れる」と懸念を示した。

 開発の遅れでFGTを敦賀-新大阪で運行する期間が短くなれば、車両の開発費などコストが課題となる。真鍋社長は「10年間とか短い期間だけ運行する車両の開発はあまりない。20年から30年使うのが普通だ」と述べた。導入は当初の敦賀開業時期だった25年度をめどとしており、「(敦賀開業の3年前倒しで)開発が順調でも3年、間に合わない。乗り換え期間がさらに長くなるのであれば、難しい問題が出てくる」とした。

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