八ケ岳と山麓の魅力を紹介した「グリンポ」

八ケ岳と山麓の魅力を紹介した「グリンポ」

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八ケ岳の魅力を「地元から発信」 茅野の出版社が季刊誌

信濃毎日新聞(2015年11月21日)

 茅野市の出版社・八ケ岳通信が八ケ岳や山麓の魅力を紹介する季刊誌「グリンポ」を発行した。都市部の住民へ地域発の情報を届けたい、と7月に会社を設立。第1号は、ロープウエーを使った北横岳(2480メートル)への登山などを特集し、季節ごとの山の楽しみ方を伝えている。

 硫黄岳(2760メートル)や蓼科山(2531メートル)、赤岳(2899メートル)の登山ルートも取り上げた。登山道から望む景色や観察できる動植物などを多くの写真で紹介。循環型の水洗トイレなど山小屋の設備に触れた記事や、経営者に夏山の思い出を聞いたインタビューも載せている。

 グリンポは、エスペラント語で「登る」の意味。「グリーンの中を歩く」という意味も込めた。年内には第2号を出す計画という。元衆院議員で社長の矢崎公二さん(56)=茅野市宮川=は「地元から八ケ岳の魅力を発信していきたい」と話す。

 A4判130ページでカラー刷り。500円(税別)。全国の書店で販売している。問い合わせは八ケ岳通信(電話0266・75・2882)へ。

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