瓢湖に置かれた看板にスマートフォンをかざすと、瓢湖の動画を楽しむことができる=阿賀野市の瓢湖

瓢湖に置かれた看板にスマートフォンをかざすと、瓢湖の動画を楽しむことができる=阿賀野市の瓢湖

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阿賀野市観光協会 看板の写真スマホで読み込むと、四季の瓢湖を動画配信

新潟日報(2015年12月10日)

 阿賀野市への観光客誘致に向け、市観光協会が新しい取り組みを始めた。白鳥の渡来地として有名な市最大の観光地・瓢湖では「拡張現実(AR)」技術を使い、四季の風景の動画配信を始めた。外国人観光客のために、市の観光地や特産品を紹介する外国語のパンフレットも新たに作り、年末年始に向けた観光客増加を目指す。

 阿賀野市の観光客は、2010年まで140万人前後が年間訪れていた。しかし、11年の東日本大震災後、観光客は減り14年は118万人だった。市は震災前の観光客数に戻そうと、19年に136万人まで回復させることを目標に掲げ、総合戦略にも盛り込んだ。

 年間約30万人が訪れる、市最大の観光地が瓢湖だ。ことしは白鳥の飛来数が過去最多の1万羽を超えるなど、人気を集めている。白鳥を見ようと冬場に訪れる観光客が多いが、春は桜、夏はアヤメとハスが咲き誇り、通年で楽しめる。観光協会は「瓢湖の美しい四季の風景をいつでも見られるようにしたい」と、スマートフォンやタブレットを通じて、ARを使い、瓢湖の動画配信を始めた。

 専用アプリ「COCOAR(ココアル)」をダウンロードし、白鳥観察舎の看板に描かれた写真を読み込むと、動画を見ることができる。現在配信している動画はことし8月にハスが咲く瓢湖をドローンで上空から撮影したもので、時間は約1分。来年の夏までに四季の動画を撮影し、配信する。

 今後、瓢湖に公衆無線LANサービス(Wi-Fi)を整備する予定。今年中には五頭山麓うららの森(同市村杉)にも看板を置き、五頭温泉郷をPRする動画を配信する。
 さらに観光協会は、外国人旅行客を呼び込もうと、外国語パンフレットを作った。県の調査で中国や台湾からの旅行客が多いことから、英語と中国語(簡体字、繁体字)の3種類を作成した。

 パンフレットは市内の地図付きで、瓢湖や水原代官所、五頭温泉郷などの観光地や、地酒や安田瓦、ヤスダヨーグルトなどの特産品もPRしている。
 パンフレットはA3判の三つ折りで、計1万5千部発行。瓢湖や五頭山麓うららの森、新潟駅などに置かれている。

 市観光協会は「阿賀野市を訪れる人に楽しんでもらい、リピーターにもつなげたい。観光客が増加するよう今後もさまざまな取り組みをしていきたい」と話している。

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