河童橋付近を散策する観光客ら。上高地の今年の開山期間中の入り込みは微減となった=5月

河童橋付近を散策する観光客ら。上高地の今年の開山期間中の入り込みは微減となった=5月

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上高地の入り込み客3万人減 観光バス規制、最少の25日間に

信濃毎日新聞(2015年12月15日)

 環境省や松本市、交通事業者などでつくる上高地自動車利用適正化連絡協議会の交通対策検討小委員会は14日、同市安曇支所で開いた。同省は、北アルプス上高地の今年の開山期間中(4月17日〜11月15日)の入り込み客が昨年より3万人余少ない116万807人だったと報告。これを受けて小委員会は、来年の観光バス規制の日数を今年の34日間から、規制を導入した2004年以降で最も少ない25日間に減らす方針を決めた。

 同省によると、開山期間中の入り込み客数は、データを現在と同じ方式で集めたことが確認できる2004年(148万983人)以降で最少。長野県側から入った観光バス利用者は昨年より4万人少ない25万6千人で、規制のない路線バスの利用者は約1万人多い約23万人だった。上高地への乗り換え拠点となる沢渡(松本市安曇)周辺の渋滞も、29日間から9日間に減った。

 入り込みの減少傾向が続いているため、小委員会は、7月中旬から8月までの土日とお盆、9月の大型連休、10月上中旬の土日に実施した観光バス規制について、来年は7月下旬と8月下旬の土日を外す方針を決めた。

 小委員会の委員の上條敏昭・上高地町会長(66)は「利用者の分散が進み、非常に混み合うことがなくなった。交通規制について考え直す必要がある」と話していた。観光バス規制日は本年度末の協議会総会と県公安委員会の審議を経て正式決定する。

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