新年を北アルプスで迎えようと上高地を歩く登山者=30日午前11時ごろ、松本市安曇

新年を北アルプスで迎えようと上高地を歩く登山者=30日午前11時ごろ、松本市安曇

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信州の山、越年登山にぎわい 雪少なめ、凍結に注意呼び掛けも

信濃毎日新聞(2015年12月31日)

 2016年を信州の大自然の中で迎えようと、越年登山者らが30日、県内各地で続々と入山した。

 今季は全県的に積雪が少なく、北アルプス・上高地(松本市)では日帰りの散策客や写真愛好家らの姿も。越年登山者を含めた上高地への入山者は、この日だけで200人を超えた。

 上高地周辺の積雪は例年の半分以下の20センチほど。山肌や登山道には雪のない場所も所々に見られた。北ア南部地区遭対協の救助隊長で涸沢ヒュッテ社長の山口孝さん(68)は「雪は少ないが、凍っている場合も多く、朝晩の冷え込みは厳しいので万全の装備が必要」と呼び掛けている。

 南アルプス北部でも入り込みが本格化。伊那市長谷戸台の登山口からは30日、約70人が仙丈ケ岳(3033メートル)や駒ケ岳(2967メートル)などへ向かった。伊那市・山梨県南アルプス市境の北沢峠(2032メートル)にある長衛小屋の管理人井上佳之さん(47)によると、小屋周辺の積雪は約20センチで、例年より50センチほど少ないという。

 八ケ岳連峰の麓、標高約2200メートルにある山小屋「赤岳鉱泉」も30日、越年する登山客でにぎわった。

 長野地方気象台によると、31日から元日にかけての北アルプスや南アルプスの天気は比較的穏やかな予報。ただ、上空に寒気が入る影響で31日夜から雲が広がりやすくなるという。

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