暖冬の影響で今季の営業が予定より3日遅れの12月21日に始まった阿智村浪合の治部坂高原スキー場では31日、県内外から親子連れなど大勢の客が訪れた。長野地方気象台によると、この日の阿智村浪合の最低気温は氷点下6・3度と平年並み。晴天にも恵まれゲレンデはにぎわった。
約950人が訪れた。滑り方を教えようと手本を見せたり、子どもの手を引きながら滑ったりする親子連れの姿が見られた。
スキー場運営会社によると、これまでの来場者は前季の半数以下で、ゲレンデ状況を心配する電話も相次ぐ。伊藤義寛社長(72)は「人工降雪機でゲレンデを整備しながら客を迎えていきたい」。営業は3月28日まで。