展示内容を改め、リニューアルオープンする県立環境と人間のふれあい館=5日、新潟市北区

展示内容を改め、リニューアルオープンする県立環境と人間のふれあい館=5日、新潟市北区

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県立環境と人間のふれあい館 19日リニューアル開館

新潟日報(2016年1月6日)

 新潟水俣病の歴史と教訓を伝える施設「県立環境と人間のふれあい館」(新潟市北区前新田)は初の大規模改修を行い、19日にリニューアルオープンする。新潟水俣病への関心が広がるように展示内容を分かりやすく工夫した。

 ふれあい館は2001年にオープンし、被害のあった阿賀野川流域のジオラマや年表、裁判資料などを展示している。

 改修では拡張現実(AR)と呼ばれる技術を活用し、専用のタブレット端末をジオラマにかざすと、発生源の旧昭和電工鹿瀬工場などの情報が見られるようにした。年表は裁判などの歴史的要点を抜き出した説明板を設置。来館者の興味を引くよう1、2階の吹き抜けの壁面に阿賀野川流域の暮らしぶりを紹介する映像を映す。総工費は約4400万円。

 ふれあい館の利用者は13、14年度と2年連続で4万人を超えた。公害教育の場として浸透してきた一方、利用者らから「展示物の説明が不十分」「年表が細かくて見づらい」といった指摘が上がっていた。県は公式確認50年の節目に合わせてリニューアルを決め、15年12月に着工した。

 塚田真弘館長は「展示の意味が伝わるよう改善した。公害の仕組みや阿賀野川の自然のことなど、新潟水俣病の背景にある物語を見てほしい」と話した。

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