松祝いをする氏子=能登町の重年集会所

松祝いをする氏子=能登町の重年集会所

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「松祝い」で豊作祈る 能登町で十七夜祭り

北國新聞(2016年2月17日)

 能登町柳田重年(しげとし)地区に伝わる町無形民俗文化財「十(じゅう)七夜(しちや)祭り」は、同町の重年集会所で行われ、約30人が今年の豊作を祈った。

 祭りは稲に見立てた松から、田や用水に害をなす「ガン(カニ)の子」を追い払い、松を褒める「松祝い」をする。5本の枝が5段連なる「五階五心(ごかいごしん)」と呼ばれる松を使う。

 神事に続き、「そろそろ松祝いせんかいね」と声が掛かると、天井につるされていた松が下ろされた。氏子が松を立てようとすると、ガンの子役の子どもが枝をつかんで邪魔をした。氏子は「バレンタインデーやしチョコでもやろか」などと声を掛け、子どもの気をそらそうと躍起になった。

 最後は祝い唄を歌いながら松を回ることで、ガンの子が枝から手を離し、松を起こすことができた。住民が「万歳楽土(まんざいろくと)」と唱和した。

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