「市田柿ミルフィーユ」の受賞を報告する森本さん(左)

「市田柿ミルフィーユ」の受賞を報告する森本さん(左)

長野県 伊那路 特産

高森「市田柿ミルフィーユ」特別賞 お薦めの名物投稿サイト

信濃毎日新聞(2016年3月9日)

 下伊那郡高森町の菓子製造・販売「マツザワ」の「市田柿ミルフィーユ」が、ウェブサイト「NIPPONQUEST(ニッポン・クエスト)」で2015年度に最も評価が高かった名物を決める「年間アワード」の特別賞に選ばれた。同サイトは、日本の食品や雑貨を「ふるさと名物」として地域から世界へ発信している。同社開発営業部長の森本康雄さん(46)が8日、町役場を訪れて受賞を報告した。

 同サイトは経済産業省の事業の一環で、海外販路の開拓や外国人の誘客のために昨年8月に開設。国内外のサイト利用者が、お薦めの名物を投稿、評価する仕組みだ。1〜2月に行われた投票で、約1500点からグランプリ3点、特別賞3点が決まった。

 市田柿ミルフィーユは、国産バターを種とへたを取り除いた市田柿で挟んだ和菓子。同社によると、08年の開発当初は女性客が主なターゲットだったというが、近年はワインに合うとして男性客にも人気という。

 森本さんは8日、4日に都内であった表彰式で贈られたトロフィーを持参し、熊谷元尋町長に報告。「市田柿の長い歴史や地元の方々の取り組みが評価されての受賞だと思う」と喜びを語った。

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