東御市の農産物や観光地の情報を紹介した「別冊KURA信州東御」が県内外で発売された。「標高差1500メートル」に着目し、「農」や「食」をテーマに特産の巨峰やクルミ、ワインなどを中心に東御の魅力をまとめた。
発行元の「まちなみカントリープレス」(長野市)が昨年、同市に提案し取材、編集した。特集「東御ブランド・東御ワイン」では白土(はくど)バレイショやブロッコリー、スイートコーンなどを生産者とともに紹介。小規模ワイナリー(ワイン醸造所)の経営者やワイン用ブドウ栽培者による座談会も掲載した。
観光地ではレンゲツツジの大群落で有名な湯の丸高原、古い家並みが残る海野宿などを解説した。市外からの移住者には、八ケ岳や浅間連峰が見渡せる景観や日照時間の長さといった暮らしの中で感じる魅力を語ってもらった。
A4判で128ページ。1冊千円で3万部発行。県内の書店やコンビニエンスストア、首都圏や北陸地方の書店、東御市観光協会などで販売している。問い合わせは平日に同協会(電話0268・67・1034)へ。