伊那北駅で電車を降り、運んできた自転車を袋から出す参加者

伊那北駅で電車を降り、運んできた自転車を袋から出す参加者

長野県 伊那路 アウトドア・レジャー

飯田線利用促進へ「サイクルトレインツアー」

信濃毎日新聞(2016年3月20日)

 JR飯田線沿線の自治体などでつくる「JR飯田線活性化期成同盟会」(事務局・伊那市)は19日、飯田駅(飯田市)発の貸し切り電車に自転車ごと乗り、伊那北駅(伊那市)で降りて周辺をサイクリングする「サイクルトレインツアー」を開いた。飯田線の利用促進へ企画し、5歳〜70代の20人が参加。春めく伊那路を思い思いに走った。

 電車は途中の指定駅で乗客を拾い、午後0時半ごろ伊那北駅へ。参加者は自転車を袋から出して組み立てるなど準備し、出発した。市田駅(高森町)から愛車と乗り込んだ農業男性(70)は「自分のペースで走りたい」と話した。

 サイクリングのコースは伊那北駅を出発し、伊那市西箕輪の農業公園「みはらしファーム」を経て伊那市駅に戻る約16キロを設定。期成同盟会事務局の担当者は「飯田線と自転車を活用して地域を巡ってほしい」と話していた。

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