３連休初日の１９日、新潟市秋葉区金津の県立植物園がにぎわった。ここはチューリップが満開。色とりどりの春が家族連れを包んだ。

　同園は、新潟県での栽培の歴史などを紹介する企画展「にいがたの花　チューリップ展」を開催。２５品種１万９千本を展示する。

　大輪の花が特徴の「越爛漫（こしらんまん）」や、花びらが反り返って咲く「キャンドルルージュ」など新潟県発祥の品種が注目を集めていた。

　新潟市南区の小学１年生の女の子は「学校で育てているチューリップは芽が出たばかり。今日は満開の花を見られてわくわくした」と話した。

　２０日は入場無料。寄せ植えやアレンジメントの体験教室もある。企画展は４月３日まで開いている。