マイワシの豊漁が続き、22日は129トンが運び込まれた=氷見魚市場

マイワシの豊漁が続き、22日は129トンが運び込まれた=氷見魚市場

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イワシ豊漁 ブリは不漁だったけど... 氷見

北日本新聞(2016年3月23日)

 氷見漁港でマイワシの大漁が続いている。3月に入って1日の水揚げ量が200トンを超える日もあり、月間漁獲量は1734トンと豊漁だった昨年3月を既に上回る。氷見市内の飲食店では旬の海の幸を生かしたメニューを提供し、観光客らを迎えている。

 22日の氷見魚市場には氷見沖などの定置網に入ったマイワシ129トンが運び込まれ、大型タンクが数多く並んだ。

 県水産研究所(滑川市)によると、マイワシは日本全域に生息し、日本海側は山陰沖などが産卵場所の中心。2~5月に産卵のため南下する群れが富山湾に入るとみられる。漁獲量の変動は大きく、県内は2010年に47トンだったが、13年は5552トン、15年は6163トンと豊漁だった。過去10年の平均は1625トン。

 氷見市水産振興課のまとめでは、今月7日以降に氷見漁港でマイワシが水揚げされるようになり、22日までに計1734トンに達した。過去26年間の3月の水揚げ量は平均220トンで、今年は既に15年の1628トンを上回る。県水産研究所の担当者は「豊漁だった13年に生まれた仔魚(しぎょ)が成長し、15、16年の漁獲につながっている可能性がある」と指摘する。

 加賀藩の史料に氷見のイワシが登場し、広辞苑にも「氷見鰯(いわし)」の記載があるなど古くから親しまれている。氷見市内の飲食店では刺し身や梅煮などで提供。食彩居酒屋「灘や」(同市本町)はしゃぶしゃぶや酢の物もメニューに加え、経営する杉木克己さんは「脂が乗っておいしく、何にでも調理できる」と話している。

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