大宮諏訪神社のご神体を納めたみこしを引いて市街地を練り歩いた「神輿渡御」=24日、飯田市

大宮諏訪神社のご神体を納めたみこしを引いて市街地を練り歩いた「神輿渡御」=24日、飯田市

長野県 伊那路 祭り・催し

飯田の繁栄願い、みこし巡る 25日から「お練りまつり」

信濃毎日新聞(2016年3月25日)

 7年目に1度、飯田市街地で開催される「飯田お練りまつり」(25〜27日)の開幕を前に、同市宮の前の大宮諏訪神社は24日、式年大祭の神事「神輿渡御(みこしとぎょ)」を行った。同神社の神職や氏子ら計約250人がご神体を納めたみこしを引くなどして飯田市街地を約18キロにわたってくまなく歩き回った。

 飯田お練りまつりは、同神社の式年大祭に合わせて奉納される。多くの諏訪神社は大祭に合わせて「御柱祭」を行うが、同神社では神輿渡御が習わしだ。神様に飯田の街の繁栄や平和などを見せるのが目的とされる。

 氏子たちは同神社を午前8時ごろに出発。おはらいをする神職3人を先頭に、氏子が太鼓をたたいて続いた。飯田風越高校(飯田市)の1、2年生約120人もみこしを引いたり、町旗を持ったりして加わった。「大勢の人が見ていたので、すごいものを運んでいるのだと実感した。大切に運んだ」と、みこしを引いた2年の北沢輝さん(17)。

 前回2010年の神輿渡御は雨だったが、今回は天気に恵まれた。同神社責任総代の湯沢広雄さん(88)は「無事にできた。神様にも喜んでいただけたと思う」。神輿渡御のために氏子や高校生向けに資料を作り、説明会を開いて準備を進めてきた同神社大総代の松沢卓治さん(69)は「神様に尽くしたおかげか天気もよく、通りの人の出もよかった。感謝の気持ちでいっぱい」と喜んでいた。

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