除雪が終わった県道で行った春山バスの試運転

除雪が終わった県道で行った春山バスの試運転

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乗鞍岳「春山バス」23日から 雪の壁は例年より低く

信濃毎日新聞(2016年4月21日)

 松本市とのりくら観光協会などは20日、県道乗鞍岳線の「春山バス」について今季は23日に運行を始めると決めた。県道は現在、冬季閉鎖中。当面は除雪が終わった標高約2350メートルの位ケ原山荘まで1日4便を運行し、5月中旬〜下旬に標高約2600メートルの大雪渓肩の小屋口まで運行区間を延ばす。6月末まで約2カ月間運行する。

 春山バスは残雪を見に行く人やスキーを楽しむ人が利用。下りは歩きやスキーで下る人もいる。昨シーズンに上りで利用したのは6412人だった。暖冬の影響で今年の位ケ原山荘付近の雪の壁は、高さが例年より3メートルほど少ない3、4メートルという。

 20日はバスの試運転を行い、市や県の関係者らが道路状況を点検。冬季閉鎖後に発生した路肩の崩落箇所については、安全面で問題ないと判断した。

 参加したのりくら観光協会の福島真(まこと)会長(64)は「今年は一気に積もった雪が壁になっており美しい。大勢に見てほしい」と話していた。

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