諏訪大社下社春宮(奥)から延びる曳行路。沿道の飾り付けも終わり、祭りの雰囲気が高まっている=12日、下諏訪町

諏訪大社下社春宮(奥)から延びる曳行路。沿道の飾り付けも終わり、祭りの雰囲気が高まっている=12日、下諏訪町

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下社里曳きへ曳行路彩り 諏訪大社御柱祭14日開幕

信濃毎日新聞(2016年5月13日)

 7年目ごとの諏訪大社御柱祭は14日、諏訪郡下諏訪町で下社里曳(び)きが開幕する。出発地となる同町の「注連掛(しめかけ)」には12日、4月の山出しで勢ぞろいした御柱8本を見ようと観光客らが訪れていた。飾り物などで彩られた曳行(えいこう)路沿いは祭りの雰囲気が高まり、桟敷席の準備も進められた。

 町内の下社秋宮、春宮に建てられる御柱8本は、14日に氏子に引かれて注連掛を出発する。見物に訪れた横浜市の柴田一さん(67)は「これだけ大きな木を人力だけで引っ張っていくとは、なかなかすごいことだね」と感心していた。

 下社里曳きは16日までの3日間。秋宮、春宮それぞれの境内に建てる「建て御柱」を行い、諏訪大社御柱祭は主な日程が終わる。長野地方気象台によると、14日の諏訪地方を含む県中部は晴れ時々曇りの見込み。

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