伝統工芸の逸品を鑑賞する来場者でにぎわう会場=高岡市美術館

伝統工芸の逸品を鑑賞する来場者でにぎわう会場=高岡市美術館

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伝統工芸富山展が開幕  高岡市美術館

北日本新聞(2016年5月21日)

 第55回日本伝統工芸富山展が20日、高岡市美術館で開幕した。金工、漆芸、木竹工、陶芸、染織、人形、諸工芸の7部門で、受け継がれた匠の技を磨き、芸術性を高めた170点が並んでいる。6月5日まで。

 最高賞の日本工芸会賞に輝いた樋川都市(とし)さん(漆芸、高岡)の「乾漆合子(かんしつごうす)」をはじめ、日本工芸会富山支部会員や一般の入賞、入選作を展示。全国の重要無形文化財保持者(人間国宝)らが賛助出品し、独自の技法を深めた美の世界を表現した。

 会場には午前中から大勢の美術ファンが訪れた。石川県七尾市の無職、田川康雄さん(60)は「凝った作品が多く、見ていて飽きない」と話し、射水市中野(大島)のパート、宮腰豊美さん(50)は「部門は違っても、それぞれの作品に共通性を感じる」と興味深そうに鑑賞した。

 開会式で、日本工芸会富山支部長の永原功北陸電力相談役、村田芳朗高岡市副市長、板倉北日本新聞社長があいさつ。山本修県生活環境文化部長、金森一郎高岡市議会副議長が祝辞を述べた。審査員を代表し、白石和己山梨県立美術館長が「現代の空気感を表現する作品づくりに今後も取り組んでほしい」と講評し、村上龍高岡市美術館長が加わり、テープカットした。

 21日は富山支部会員による作品解説を午後2時~同3時に行う。開場は午前9時半~午後5時(入場は同4時半まで)。入場料は一般800円、65歳以上640円、大学生500円、高校生以下無料。月曜休館。

 日本工芸会、日本工芸会富山支部、高岡市美術館、北日本新聞社主催。

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