大勢が見守る中で行われたヨットレース

大勢が見守る中で行われたヨットレース

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潮風受け富山湾快走 蜃気楼ヨットレース

北日本新聞(2016年6月6日)

 2016富山湾蜃気楼(しんきろう)ヨットレースが4、5の両日、魚津市の魚津港沖などで開催された。今回は初めて日程を2日間に拡大。最終日の5日は魚津港沖や黒部市石田沖を巡るレースがあり、訪れた人がずらりと並んだヨットの眺めを楽しんだ。

 大会は、ヨット愛好家らでつくる実行委員会(藤本貢委員長)と県セーリング連盟(高桑幸一理事長)が2013年から毎年開いている。ヨットを魚津港でも見られるようにと、初めて魚津港沖でのレース「魚津蜃気楼ヨットレース」を企画した。

 12艇が魚津港沖を一斉にスタートし、石田沖で折り返して約20キロを航行した。港には大勢の人が集まり、ヨットを眺めたり写真を撮ったりした。叔父と訪れた黒部市石田こども園年長の高瀬優奈ちゃん(5)は「ヨットは初めて見た。かっこよかった。乗るのは少し怖い」と話した。レース終了後には体験航海があり、家族連れらがヨットに乗った。

 初日の4日は、4度目となる魚津市長杯争奪富山湾横断蜃気楼ヨットレースが射水市の海竜マリーナ沖から魚津港沖まで約25キロのコースで行われた。魚津市の海の駅・蜃気楼で表彰式とレセプションが開かれ、出場者や来賓が歓談した。北日本新聞社後援。

 ▽富山湾横断蜃気楼ヨットレース(1)アムール(2)Sera(3)JUNPUU▽魚津蜃気楼ヨットレース(1)光洋(2)スーパーノバIII(3)スターダスト

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