磐佐さんが始める着物レンタルの店舗で、用意した着物や浴衣の試着をするメンバー

磐佐さんが始める着物レンタルの店舗で、用意した着物や浴衣の試着をするメンバー

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街歩きに着物貸します 塩尻の男性、松本城近くに7月開店

信濃毎日新聞(2016年6月25日)

 着物や忍者姿で街歩きを楽しんで―。塩尻市広丘原新田で美容室を営む磐佐(いわさ)健太郎さん(37)が、松本市の国宝松本城近くで、外国人観光客を主な対象に着物のレンタルサービスを始める。観光地の魅力向上につなげる狙いで、インバウンド(海外誘客)に取り組む有志も賛同。宣伝方法などに知恵を絞っている。

 レンタルサービスは、大名町通りから西に入った同市大手3に新たに開く店舗「花こみち」で始める。広さは約20畳で、7月上旬に開店予定。着物は小紋や浴衣のほか、忍者服や甲冑(かっちゅう)もそろえた。大柄な人向けのサイズもある。

 磐佐さんは、数年前から外国人観光客に着物をレンタルする構想を温め、従業員向けに英会話教室を開いたり、先行している京都の同業者に話を聞いたりして準備を進めてきた。今年4月に市内のホテルで着物レンタルを試行的に開始。松本城近くに空き店舗が出たのを機に、本格的に始めることにした。

 ホテル関係者や行政職員、通訳ガイドなどインバウンドに関わる人でつくる「松本のインバウンドを熱くする研究会」の有志も協力。21日夜には13人が花こみちに集まり、効果的な宣伝方法など意見を出し合った。同研究会メンバーで翻訳・ホームページ制作のエムティラボ(松本市中央3)社長、松尾昭さん(54)は「松本は観光客が体験できることが少なく、松本城に合った日本文化体験が増えれば、魅力向上につながる」と期待する。

 磐佐さんは、外国人が着て歩くことで着物の良さが見直され、街の雰囲気も高められたらいい―と期待。宿泊施設と連携した商品開発などを進めている。「課題は多い。皆さんの力を借りながら全力を尽くしたい」と話している。

 着付けを含むオープニング価格は小紋、浴衣ともに2時間3500円、3時間4500円。1日コースは浴衣5千円、小紋6千円など。問い合わせは花こみち(電話080・3917・8753)へ。

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