コスモスの種を路肩にまく住民たち

コスモスの種を路肩にまく住民たち

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花いっぱいの栴檀山(砺波)に  コスモスの種まき

北日本新聞(2016年7月11日)

 砺波市の栴檀山(せんだんやま)自治振興会(山本稔会長)は10日、地元のとなみ夢の平スキー場で10月に開催される「となみ夢の平コスモスウオッチング」に合わせて栴檀山地区全体をコスモスの花でいっぱいにしようと、地区の道路沿いに種をまいた。

 ゲレンデだけでなく地区の沿道を花で彩り、コスモスを観賞する大勢の来場者を気持ちよく迎えようと初めて企画。各町内会で育てることで、三世代の絆を強めるのも狙いだ。3年間継続して行い、管理を地元の町内会が行う。

 この日は、各町内会の計200人が県道や市道の路肩などで作業に取り組んだ。谷寺(たにてら)常会(吉田尚史会長)は県道砺波・細入線の路肩など3カ所で行い、山本自治振興会長が「栴檀山の入り口できれいに花を咲かせてほしい」と呼び掛けた。作業方法を確認し16人が種をまいた後、熊手で土をならした。庄東小学校4年の吉田笑瑠(える)さんは「秋にきれいな花が咲くのが楽しみ」と話した。

 11月には来春に同スキー場で開く「せんだん山水仙そば祭り」に向け、スイセンの球根を沿道に植える。

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